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排水の種類は、汚水(大便器・小便器)、雑排水(キッチン・浴室・洗面・洗濯機など)があります。
これらをまとめて同じ水道管に排出する方式を合流式、雨水のみを流す方式を分流式といいます。
下水道および下水道処理施設が整備されていない地域では、敷地内に浄化槽を設置し(浄化槽式)、敷地内で処理してから道路側溝などに流します。
住宅での排水経路は、屋内では汚水と雑排水をそれぞれ単独で配管して、屋外の枡で合流する屋内分流・屋外合流方式が基本となります。
通気や逆流処置などをきちんと行えば屋内で合流する場合もあります。
配水管は、水道管のように満水状態で流れているのではなく、配管の半分程度の水深です。
汚水は勢いで流すのではなく、プカプカ浮いて流れていくため、勾配が急すぎると水だけが流れて汚物が取り残されてしまいます。
勾配が緩すぎても満水状態となり、水が流れにくくなってしまいます。
勾配は、管径(管の直径)の逆数(50㎜なら2%)程度が望ましいとされています。
トラップとは、排水場所近くに常に水溜り(封水)の状態をつくり、虫や下水の臭気が出てこないように、水で蓋をしているものをいいます。
排水が臭う原因のほとんどは、トラップの封水が切れていること(破水)です。
トラップを二重に設けると、その間の配管が真空状態になり排水が流れなくなるため、避けなければなりません。
特に、汚水枡と排水トラップが二重トラップとなっていることがあるため、注意が必要です。