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壁・天井のリフォームには大きく分けて「重ね塗り」と「貼り替え」の2つの方法があります。
ビニールクロスの上に、のりが必要なビニールクロスを重ね貼りすることは出来ませんが、ペイントは出来ます。
また珪藻土や漆喰にも、ビニールクロスの上から施工できるように加工したものがあります。
ただし、既存のビニールクロスが剥がれていたり、傷付いていたりする状態では、この方法はおすすめできません。
ビニールクロスの上に、木材を貼ることも出来ます。
木材であれば、既存のビニールが多少、剥がれたり傷ついていても施工できますが、厚みのある木材は、壁面がドア枠や窓枠より前に出てしまうことがあるので、枠まわりに枠を足す補修工事が必要になります。
天井や窓やドアのない壁面への部分貼りでも、十分に木の温もりや雰囲気を楽しめます。
既存の壁材や天井材を剥がして、新たに仕上げ材を貼る方法です。
既存の壁に重ね塗り・重ね貼りする方法に比べて、解体や撤去費用がかかるため費用がかさみます。
ビニールクロスの貼り替えリフォームでは、新しいビニールクロスを地味目のタイプで選んでしまい、貼り替え前と代わり映えしないことや、冒険しすぎてしまって柄物で目がチカチカするなどの失敗例がよくみられます。
柄物の壁紙クロスを選ぶときのアドバイスとして言えば、部屋の大きさと柄の大きさのバランスがポイントになります。
大きな部屋の全面に小柄を貼ればわずらわしくなり、小さな部屋の全面に大柄を貼れば圧迫感が出ます。
基本は大きな部屋には大柄、小さな部屋には小柄なものを選ぶことです。
また、壁の一部だけ違う壁紙を貼り分けることで、手軽にバランスを整えることができます。
壁材を選ぶ際の、機能面での比較ポイントは下図に一覧しています。
壁紙(クロス工事) | 塗り壁(左官工事) | ペイント(塗装工事) | 木質系(大工工事) | |
---|---|---|---|---|
肌触り | △ | ○ | ○ | ◎ |
断熱性 | ○ | ○ | ○ | ◎ |
汚れにくさ | △ | △ | △ | ◎ |
メンテナンス | ◎ | ○ | ○ | △ |
燃えにくさ | △ | ◎ | ○ | △ |
壁材・天井材は使用する面積が広いだけに、選ぶときはコストが大きな要素となります。
ビニールクロスがよく選ばれますが、それは低コストで手軽に色や柄を選べるのが大きな理由になっています。
機能性に優れたものとして、珪藻土を染み込ませたものや、抗菌フィルムを表面にラミネートしたもの、表面に配合した天然の鉱石がマイナスイオンを発生させるものなどもあります。
また、材料費はビニールクロスより高くなりますが、和紙や布クロス、輸入クロスなども選ばれています。
壁一面をアクセントカラーとして楽しみたい場合は、ペンキ(水性塗料)による塗装がおすすめです。
塗料色の種類も豊富なので、部屋の雰囲気や用途に応じて使い分けることができます。
ただし、下地のつなぎ目などを平滑に仕上げる必要があり、塗装職人さんの技量に左右されます。
左官工事を伴う珪藻土や漆喰の塗り壁は、塗り壁独特の深みのある味わいや調湿・消臭効果がありますが、材料費以上に施工費が高くなるため、ビニールクロスやペイントよりコストがかかります。
木質系の素材は、腰壁などに用いられます。
インテリアのアクセントになるほか、傷に強いタイプの化粧シートを貼ったものは、ペットのひっかき傷への対策としても効果的です。