北九州市(若松区・小倉北区・小倉南区・八幡西区・八幡東区・戸畑区・門司区)
北九州市近郊もご相談を承ります。
経験豊富な住宅リフォーム提案士が問題を解決いたします!
北九州市の住宅リフォーム会社なら
匠エージェント
北九州市小倉北区下到津3丁目3-18(本社事務所)
北九州市小倉北区中井1丁目31-5(小倉店)
入浴は、日常生活動作の中でもっとも難しいとされています。
最近では、バリアフリーに配慮したユニットバスも多数販売されており、メーカーによって特徴があります。
展示会などにお出掛けして実際に入浴動作を確認してみましょう。
浴室の扉は、洗面・脱衣室側に水滴が垂れないようにするため、内開きが一般的です。
しかし内開きは洗い場で倒れた時に戸を開けにくいため、外部からの救助が困難になる事があり、開閉動作のしやすい引き戸が望ましいです。
また、ガラス入りの扉は、浴室での転倒時に破損によって怪我をしてしまうこともあるため、ぶつかっても破損しない強化ガラスやポリカーボネート、アクリル系の半透明板がよいでしょう。
浴室の出入り口は、湯水が洗い場床から洗面・脱衣室へ流れ出ないように、一般的には100㎜~150㎜程度の段差がありますが、この段差が高齢者や障害者の移動をしにくくしている原因でもあります。
介助者の有無にかかわらず、歩行で浴室移動する場合は段差を20㎜以下とし、シャワー用車いすや介助用車いすを使用する場合は段差を5㎜以下とします。
段差を解消するもっとも簡易な方法は、浴室内にすのこを設置して高さを揃える方法です。
また、洗い場と洗面・脱衣室の床面を同じ高さになるよう工事を行い、出入り口の洗い場側に排水口を設け、その上にグレーチングを敷設する方法もあります。
これは、湯水が浴室の外に出ないようにするための補助的な排水口で、浴室内の水勾配は、出入り口とは反対側に流れるように設け、主排水溝から排水するよう計画します。
浴室内に手すりを取り付ける目的として、戸の開閉、出入り口の段差昇降、洗い場の移動、洗い場の立ち座り、浴槽への出入り、入浴姿勢の保持。浴槽内の立ち座りなどが考えられます。
全ての目的に手すりを取り付けると、かえって邪魔になってしまうので、希望を整理して、手すりを設置していきましょう。