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通常、洗面・脱衣室の有効スペースは、開口1,200㎜×1,650㎜程度以上ですが、高齢者や障害者の場合は異なります。
高齢者や障害者の利用を考慮すると、椅子に腰を掛けながら洗面および脱着衣動作ができる広さが必要になります。
有効スペースは、開口1,650㎜×奥行き1,650㎜程度確保する必要があります。
車いすで使用する場合には、車いすの方向転換を考慮して、有効寸法は最低でも開口1,650㎜×奥行き1,650㎜以上は必要となります。
限られたスペースを有効に活用するため、洗面・脱衣室とトイレをワンルーム化することも1つの方法です。
洗面台をカウンター式にすると、物を置くスペースがとれ、車いすで利用する場合でも寄りかかって片手でも動作がしやすくなるため、利便性が良いです。
ただし、カウンターの高さは低すぎても高すぎても使いにくくなってしまうため、ちょうど良い高さに設定しましょう。
一般に、車いす使用者の洗面カウンターの取り付け高さは、床面から720㎜~760㎜程度がよいとされています。
高齢者や障害者が、日常的に調理を行うことはそれほど多くはないかもしれませんが、実際に調理を行う場合には、ご家族と共用にするのか本人専用とするかを含めて、よく話しあって計画しましょう。
調理機器類を一直線上に配置するI型キッチンは、一般的によく見られる配置です。
移動動作が左右方向に限られるので、小規模なキッチンの場合には、移動距離が短く高齢者には適しています。
調理機器類を直角に入りするL型キッチンは、I型キッチンと比べて車いすでの移動に適しています。
ただしI型キッチンよりもスペースが必要になるため、キッチンとダイニングが一体化したダイニングキッチンでの計画で検討するとよいでしょう。
椅子座での調理作業を考慮して、シンク下部に膝を入れやすいスペースが設けられているなど、高齢者が調理しやすい配慮がされたキッチンや、車いすでの調理に配慮したキッチンなども商品化されています。