北九州市(若松区・小倉北区・小倉南区・八幡西区・八幡東区・戸畑区・門司区)
北九州市近郊もご相談を承ります。
経験豊富な住宅リフォーム提案士が問題を解決いたします!
北九州市の住宅リフォーム会社なら
匠エージェント
北九州市若松区浜町2丁目19-7-202(本社事務所)
北九州市小倉北区中井1丁目31-5(小倉店)
ここ北九州市でも、都市伝説をよく聞きますので、ご紹介します。
外壁塗装の足場代をサービスします!
近所で外壁塗装を行っている塗装会社の営業マンが「今、外壁塗装をしてもらったら、足場代をサービスします」
皆様、一瞬はお得感があるとお考えになるでしょうが、一旦ここは、冷静に考えてみましょう。
① 外壁塗装の見積書の足場代はサービスになっているが、他の項目に金額を上乗せしている。
② 外壁塗装の足場代金は、組立と解体が主な工事代金。近所であろうがなかろうが、実質、かかるものはかかります。まして現在は、一般的にピケ足場を組むので外注となっています。労働安全上、一昔前みたいに、塗装職人が自分で組むことは滅多にありません。そもそも足場組みのとび職人は、仕事として行っていますので、無償で組立てることは、まず考えられません。
③ 外壁塗装の見積書にはじめから金額が上乗せされていて、値引きという形で、お得感を演出している。
弊社が北九州市近郊の団地で実際に見てきたお話です。
「あそこも外壁塗装工事の足場が立ったね~」
そんな会話を外壁塗装を計画中のお客様としていた一週間後に、そのお宅の外壁塗装の足場が無くなっていました。もちろん唖然とします。
そんな塗装工事現場は何度も見てきましたが、物理上、そんなに早く屋根塗装から外壁塗装、そして付帯部塗装まで正しい塗装工程ですることは、物理上不可能です。
では、どうしてそんなウルトラCが出来るたのでしょうか。
「塗装職人が多く入れば終わる」
そんな簡単なことではありません。
仮設足場を組んで解体が2日、高圧洗浄と乾かす日で2日、ビニル・テープ養生に入って1日、この時点で合計5日は経過する計算になります。
今、述べたのは塗装をする以前の付帯工事です。
一週間が7日と計算すると、残り2日で屋根塗装から外壁塗装、そして細かい箇所の塗装工事まで終わらせなければなりません。
「おかしい」
自分で疑問に思う事が正しい考え方であり、家を守ることにつながります。
そのためにも、外壁塗装工事・屋根塗装工事・付帯部の塗装工事の期間がどれくらいかかるのかを、よく把握しましょう。
通常の外壁塗装が3工程ですので3日、屋根塗装工程も3工程で3日、付帯部の細かい雨樋や破風板などの塗装工事は2~3日はかかります。
以上のことから、一週間では終わるはずがないのが、お家全体の塗装工事です。
唖然とするわけです。
外壁塗装の値引きサービスについて
訪問してきた塗装営業マン。弊社も訪問営業が全て悪いとは思いません。お客様に自社のことを知っていただくための大切な営業手段の一つだと考えています。
しかし近年は訪問営業があまり良いイメージでないため、殆どのお客様はホームページか地元施工店、あるいは知名度のある大きな会社へと動いていきます。
塗装の訪問営業でよく聞くお話は即決大幅値引きです。
「今決めていただければ塗装工事○○万円値引きさせていただきます」
当初の塗装提示金額に疑問を感じざる終えません。
塗料を使い、塗装職人さんの工賃を考えると、かりに値引きが適正に行なわれれば、当然工事内容にしわ寄せがくるのは当然ではないでしょうか。こなければ最初から塗装工事金額に大幅な利益が上乗せされていたに過ぎません。 こんな時は、一旦冷静に離れて考える必要があります。
塗装工事は非常に素人の方にとって、塗装工事内容がそれだけ分かりにくい工事だとも言えます。
塗装工事終了から当初数年は、外壁・付帯部を含め全て綺麗ですので、適正な塗装工事を行ったかの区別はつきません。
品物であれば値引きになればうれしいですが、物づくりは職人さんの気持ちが入ります。
通常考えられない値引きでは、お客様も不安が残るし、そもそも最初の見積もりの意味がありません。
外壁塗装現場はアウンの呼吸が必要!
1日で塗装職人さんが5名以上入る他の塗装現場を見たことがあります。
一見頼りになりそうですが、塗装の現場はアウンの呼吸が大切です。しかし管理も大切になるので、そんなに塗装職人さんがいると大変。
皆様も一戸建ての自分の塗装現場にそんなに塗装職人さんが入ってくるとびっくりしませんか?
どんな塗装現場でも船頭は一人しかいりませんし、二人いれば十分で、責任者がいれば現場はスムーズに回ります。
烏合の衆はダメですし、野球で言うと億プレーヤーが何人いても統制が取れないのは、どの仕事も同じかもしれません。