新築後、浴室リフォームの目安は15年から20年前後と言われています。

ドアの下地や、防水のためにタイルの目地など継ぎ目を埋めるコーキング材の点検、換気扇まわりの部材交換などは早くから発生することもあります。

メンテナンス次第でお風呂の寿命が大きく変わるため、以降のリフォーム時期も前後します。

掃除のしやすさはリフォームを考えるときにチェックしておきたいポイントです。

その事を考えるとユニットバスの内装面はお手入れしやすく、優れものの製品になります。

「LIXIL」「タカラ」「TOTO」「パナソニック」などが業界で高いシェアを誇ります。まだまだ他にもたくさんありますが、まずはショールームに足を運ぶ事で実物を見てみましょう。

その前にリフォーム会社に相談しないと、ご自宅のお風呂がどのサイズなのか分かりません。

いくつかメーカーの候補を出してもらい、ある程度資金計画を立てていくことが大切になります。

ショールームでは良い物ばかり展示していますので、冷静な目でプロと一緒に見学に行かれることをお勧めします。

よく浴室の中だけで考えがちですが、浴室暖房のほか、脱衣所や洗面所の暖房対策も忘れてはいけません。

施主様のお話で「つけていて良かった」そんな声が多いのも事実です。

皆様、脱衣所での事故が交通事故よりも多いのをご存じでしょうか。

若いときは、あまり気になりませんが年齢を重ねると気付くこともたくさんあります。

最初から一緒につけておくことで気持ち的にも安心ですし、同時に工事することで、コストダウンにも繋がります。

手すりなども最初からお願いすることをお勧めします。

最近のユニットバスはデザイン性に優れて、カラーが豊富で、水栓設備機能も一昔前に比べ、格段に進化しています。

材質も床から壁・天井にかけて各メーカーこだわっており、照明一つとっても様々な物を選ぶことが可能です。

浴室は一日の疲れを癒す場所ですから、最もリラックスできるバスにこだわって、じっくり考えましょう。

浴槽は、さまざまな形のものが登場してきました。

たとえば、カーブがついた浴槽、モダンな印象のスクエアな形、円形や楕円のデザインなどもあり、個性的な空間づくりも楽しめます。

浴槽内に段差やステップを設け半身浴ができるタイプや、ゆったりとセレブ気分を満喫するなら、ジェット噴流を設置するのはいかがでしょうか。

心地良い水流でマッサージ効果も期待できます。

発汗作用や温浴効果、美容効果が期待できるメーカーもあり、オプションでバステレビも楽しめます。

このように最近のユニットバスは、一日の疲れを癒すための機能が充実しています。

癒しのバスルームをつくるために、まずは必ず担当さんとショールームに出かけて、最近のバスルームや設備等をチェックすることから始めてみましょう。